Fulali Kyobashi
| Client | AEON MALL Co., Ltd. |
|---|---|
| Location | Kyobashi,Osaka |
| Completion | 2023.07 |
| Program | Commercial Facility |
| Scope of work | Master Planning Interior design Exterior design Sign design Tenant criteria |
街の余白を紡ぐ、エリアの未来を拓くプロローグ
本計画は、JR京橋駅前の大規模再開発に伴う暫定利用プロジェクトである。隣接するビジネス街の先進性と、古き良き歓楽街の熱気という異なるコンテクストを融合させた、新たな都市景観の創出を目指した。
デザインにおいては、暫定利用ならではの制約を逆手に取り、単管パイプや波板といった仮設資材を現代的なディテールで再構成しデザインを展開。無機質な金属素材をベースとしつつ、木材や豊かな植栽を対比的に組み合わせることで、無骨さと洗練が共存する独自の空間性を構築している。
敷地配置は「フードホール」を核に、提灯の灯りが界隈性を演出する「屋台エリア」、多様なキッチンカーが集う広場をゾーニング。中央には芝生広場とステージを配置し、これらをペーブメントのデザインにより視覚的にもシームレスにつながる回遊性の高いランドスケープを計画した。
また、大屋根棟ではポリカーボネートと壁面緑化によるファサードデザインで商業的な華やかさを演出すると同時に、「ZEB Ready」認証の取得や資材の再利用を前提とした設計を行うなど、環境負荷低減と持続可能性を強く意識した計画としている。
本計画は現在、暫定利用施設としての営業を終了し、次なる大規模再開発に向けた準備期間へと移行している。

